突然ですが、皆さまはちょっと遠方へのお出かけなどはされていますか?
遠出はしなくても近所の公園でピクニックなどはどうでしょう?
この時期はレジャーに心が踊りますね。
ゴールデンウィークもやってきて、多くの方がお出かけの予定がいっぱいの、楽しい休日をお過ごしのことでしょう。
コロナ禍では「外出自粛で出かけられずストレスが溜って溜まって……」などの声もよく聞かれましたが、皆さまも出かけられないストレスを感じながら日々を過ごされていたのでしょうか?
私はというと、コロナ禍以前から〝巣ごもる暮らし〟を自分から好き好んでしていたような人間なので、外出できないことに大した苦痛を感じることもなく、むしろ、胸を張って巣ごもれることが心地よく感じるほどでした―――なんて強がっていられたのも最初だけ、遠出できない期間があまりに長く続いたので、私みたいな出不精者でもそれなりのストレスを感じるようになっていきました。
そんな遠出できない日々の気分転換のために、私たち夫婦がコロナ禍に始めたことがあります。
それは―――近場の外出を楽しむこと―――お弁当を持って公園に出かけ〝外ごはん〟を楽しむなどです。
これが、本当にいい気分転換になります。
そんな〝外ごはん〟の魅力や、相変わらずこのGWも出かけない(遠出してない)私たち夫婦のこれまでの〝巣ごもる暮らし〟とこれからについて、この記事ではお話ししたいと思います。
この記事を読むとあなたも〝外ごはん〟〝公園ランチ〟をしたくなるかもしれません。
出かけない夫婦も引きこもり主婦も、ちょっと外へ出てみよう!
家から一歩外へ出て屋外で過ごす時間って、私にとっては特別な時間です。
私は屋外で長時間過ごすことはあまりしません。
強い日差しに当たると疲れるし、風に当たり続けるのも疲れるし、寒がりだし、暑がりだし、虫が煩わしいし、車が通っても煩わしいし、人がいるとちょっと緊張するし……といった具合にあまり外で過ごすことが性に合わないタイプなので、1人でいると自然と家の中から出なくなりそうですが、その辺は夫婦べったりの2人暮らしですから、夫が散歩好きなこともあって巣ごもり度マックスだった時期であっても辛うじて缶詰めにはならずに済みました。
そうでなければ歩くという機能が退化してしまいそうなくらいに、一時はかなりの出不精になっていました。
そんな私みたいな出不精でも、出かけられないことによるストレスを感じていた時期がコロナ禍ではありました。
外で過ごすことが好きじゃないのに、外出できないことの何がストレスだったのでしょう?何が足りなかったのでしょう?
やっぱり、太陽の光?新鮮な空気?―――いえ、自然は我が家には溢れています。
ここは〝ど田舎村〟ですから、何もないけど自然だけは豊富にある。
窓から眺められる景色でさえけっこう絶景ですし、縁側に行けば日向ぼっこもできる、網戸越しに入って来る爽やかな空気を吸い込めば、屋内に居ながらにして屋外の新鮮な空気、さらには自然のエネルギーを大いに取り込めるという恵まれた環境です。
では、何が足りなかったのか?
私に足りなかったのは―――「非日常」でした。
巣ごもる人こそ日常の外、非日常へ出よう!
東京からここ〝ど田舎村〟への移住後、私たち夫婦は〝巣ごもる人〟へと変化していきました。
実は、東京にいたときの私たち夫婦はというと、〝旅する人〟だったのです。
やっぱり人間には自然が必要なのでしょうね。
あの頃の私たち夫婦には、自然が不足し、自然を求めていたようで、自然豊かな場所によく出向いていました。
移住後は、そんな自然に囲まれた家の中でぬくぬく過ごす時間が心地よくて、ついには巣ごもるように。
ということは、今の〝巣ごもる暮らし〟は外出自粛させられてのことではなく、自ら好んで始めた生活様式だったということ。
ですが、毎日毎日代わり映えのない生活を長く続けていると、やっぱりそれなりに欲求不満が生まれてもきます。
夫婦で巣ごもるようになってからというもの、自然不足は解消されたものの、気づかぬうちに旅不足になっていたのです。
「以前みたいに旅に出たい!」そう思うようになったのは、運悪くコロナ禍。
私たちの旅に出たい欲求は、そっと据え置きされました。
旅とは日常から抜け出す最高の方法ですよね。
旅に出ると、いつもの生活の中でだったら出くわさないような面白いこと、新鮮に感じられるようなことが溢れています。
例えば食のシチュエーションだけ取ってみても、屋外の席で食事をしたり、露店で買って立って食べたり、食べ歩いたり、大自然の中で岩に腰掛けおにぎりをほおばったり、車の中で食事をしたり(車中泊は私たち夫婦にとって定番の旅スタイルです)……いつもとは違う外での食事って、なんだかワクワクしますよね―――であれば、外で食事することも旅と同じく、日常から抜け出す方法の1つともいえますよね。
とにもかくにも、日常から抜け出すことのできる旅から得られるもの、それは色々とあるでしょうが1つには「非日常」があります。
そして、よくよく考えてみるとこの頃の私が旅から得たいと思っていたものとはまさに、「非日常」だったのかもしれません。
代わり映えのない巣ごもる日常のなかで私に不足していたものそれは―――「非日常」だったのでしょう。
とにかく「非日常」を補給しなくては!
この時の私にとっての旅の目的とは、「非日常」を得ることでした―――ということは言いかえれば、旅は目的ではなく手段であったということ―――であれば、旅をしなくても「非日常」さえ得られれば、満足なのかも―――だとしたら、「非日常」を得られればいいのですから、巣ごもっていながらにしてこの欲求不満を解消する方法はいくらでもあります。
では、旅に出ることもなく巣ごもりながら、「非日常」を得られる方法ってどんなことがあるでしょう?―――そう、外で食事することは「非日常」を体験する方法の1つでしたね。
「日常」から抜け出し〝外ごはん〟を味わう、それは「非日常」を味わうことでもあります。
実際〝外ごはん〟をやってみるとどうでしょう―――驚くほど心が満たされました。
私だけでなく夫も同じように感じていたようで、久しぶりにやってみて以来、夫婦で〝外ごはん〟が大好きになりました。
久方ぶりに夫婦で公園でのランチ〝外ごはん〟をしたとき、その効果にビックリしました。
家からそう遠くない公園に出向き、青空の下、2人で食事をする、それだけのことがこの頃の私たち夫婦にとっては、こんなにも嬉しいことなんだと知りました。
気分転換の方法として、〝外ごはん〟はとても効果的です。
私のようなアウトドアが苦手な人であっても、無理さえしなければ〝外ごはん〟は、いい気分転換になるでしょう。
(そう、無理は禁物です。自分を疲れさせないために注意すべき点もこの後お話ししていくので、実行に移すのはもうちょっと読み進めてからにしてくださいね。)
〝外ごはん〟は日頃あまり遠出しない〝巣ごもる人〟にとってはとくに、「非日常」を味わえる特別な時間になるため、ときどきやってみると生活にハリが出ますし、おすすめです。
自分の好きで巣ごもっているとしても、家に閉じこもっていることによるストレスが自分でも気づかぬうちに溜まってしまっているということもあります。
外に出るだけで心と体が生き返った思いをしたという経験は、誰もが体験したことがあるかと思います。
また、毎日同じが安心できていい、楽でいい、そうお考えの人でも、いつもと違うことをすると気分が晴れたりするものです。
面倒くさいなと躊躇される気持ちもよく分かりますが、たまにはいつもと違う〝外ごはん〟もいいですよ。
私に「非日常」が不足していたお話しは、こちらの『引きこもり40代主婦が「ハレとケ」で「ケガレ」なしハッピーライフを実現するまで』でも語っております。
よかったら読んでみてくださいね。
巣ごもる外ごはんの流儀 <公園ランチ編>
前置きはこのくらいにして、いよいよ具体的な公園でのランチのお話をしていきましょう。
では、私の〝外ごはん〟の流儀(というほど大したものではありませんが)、今回はとくに公園でのランチ編と称してお伝えしたいと思います。
簡単で快適な公園ランチのための心得とは
(繰り返しになりますが)私は屋外で時間を過ごすことがちょっと苦手です。
直射日光や風に当たり続けるのって、けっこう体力が消耗されるものですよね。
こんなことを心配している私は、体力的な点であまり〝外ごはん〟には向いていないのでしょう。
ですから、なるべく短時間で済ませる、というほど素っ気なくはありませんが、ダラダラ外で過ごさないことは鉄則です。
休日の昼下がり、芝生の上にレジャーシートを敷いて本など読みながら何時間でもゴロゴロする、なんてことはまずしません。
自分を疲れさせないための工夫を常に考えて行動する、そんな私の「公園ランチの流儀」とは―――簡単で快適であることを徹底する―――です。
公園ランチのために一生懸命凝ったお弁当を作るなんてこともしません。
簡単でいいんです。
おかずなんて何種類も必要ない。
おにぎりだけだっていいじゃないですか。
といってはみたものの、おにぎりだけだとやっぱりちょっと物足りない。
そこで、手に入れたのがスープジャー。
温かい汁物があると、ぐんっと満足感がアップしますね。
我が家ではときどき、野菜たっぷりの野菜汁などを1度にたくさん作って2~3日に渡って食べたりします。
また、夫もよく、色々な野菜のポタージュスープをたっぷり作ってくれます。
汁物の作り置きがあるときは、このスープジャーが大活躍です(このスープジャーについてはこの後詳しくご紹介します)。
汁物の作り置きがないときは、いちいち作らずに〝溶いただけ味噌汁〟にしています(〝溶いただけ味噌汁〟についても後ほど詳しくお話しします)。
快適に過ごすために、ベンチにポータブル座布団を敷いて座ります。
薄いですが、あるのとないのとではけっこう快適度が違ってきます(このポータブル座布団についても後ほどご紹介します)。
ベンチがなければレジャーシートもありですが、ベンチがベスト。
レジャーシートって取り回しがちょっと面倒だし、地べたに座り込むのって底冷えしたり体勢的に疲れますよね。
気に入ったベストポジションがあればレジャーシートを使うこともしますが、できればベンチにしたいです。
それに、レジャーシートの風に吹かれてバサバサーってなるの、うっとうしくて嫌いです。
座布団も簡単に飛ばされちゃうので気をつけなければいけませんが。
紙コップや袋類もそうですよね。
そのような風に吹かれて飛ばされちゃうようなものは持っていかないに越したことはない。
おしぼりの袋や割り箸の袋なんかは、ささっとバッグの中や何かの下に忍ばせて風に吹かれるのを阻止。
風に吹かれて転がって中の飲みものがこぼれたり、風に吹かれたゴミをあっちこっち拾いに動かされるのはごめんです。
アウトドア好きな方にはお分かりいただけないかもしれませんが、そういうちょっとしたアクシデントに消耗してしまうのが私のようなインドアな人間なのです。
いくら外であっても、食事は落ち着いてとりたいな。
落ち着いて腰かけられて、落ち着いて食べれるから、〝外ごはん〟を楽しむことができます。
帽子をかぶりましょう。
紫外線はもちろんのこと、長時間直射日光を浴びていると暑くて頭がゆだっちゃいます。
もちろん、天候が優れない日、暑過ぎる、寒過ぎる、陽射しが強すぎる、風が強すぎる、そんな日、そんな季節は無理に実行しないのがいいでしょう。
とはいえ、「スケジュール的にこの日でないと……」とどうしても決行したいときだってあるかもしれません。
そんなときはとくに、できる限り簡単にすることと快適にすることに注意を払いましょう。
気分転換や英気を養うためにわざわざ出かけるのに、疲れてしまったら本末転倒ですからね。
より簡単でより快適な〝公園ランチ〟でリフレッシュしたい!
公園ランチのお役立ちグッズを紹介します!
とにかく簡単で快適であることが、私が公園ランチにおいて最も大事にしていることであることはお分かりいただけたかと思います。
では、そのために役立ってくれている便利グッズをご紹介します。
といっても、大したものはないんですけどね。
先ほどからすでに登場している、あれやこれやです。
ポータブル座布団
繰り返しになりますが、ベンチに腰掛けるのに座布団が1枚あるのとないのとでは快適さはだいぶ違います。
ポータブル座布団は軽くて持ち運びも楽ですし、お値段もお手頃ですので、できれば欲しいアイテムです。
サーモス 真空断熱スープジャー
↑他の色をお探しでしたら↑
また繰り返しになりますが、汁物があるのとないのとでは、食事の満足度に大きな違いが出ますよね。
ですから、スープジャーも欲しいところです。
私たち夫婦が使っているのは、サーモスの真空断熱スープジャー300㎖です。
サイズは他に、400㎖と500㎖があり、またモデルが違うようですが200㎖もあります。
人によって色んな意見があるとは思いますが、私はこの300㎖のサイズ感が1番重宝し、なお且つ持ちにくくないギリギリの大きさなのではないかなと思います。
もっと大きくなると片手では手に収まりにくくなってしまうかと思います。
しっかり分解して洗えるから、衛生的です。
サーモス 真空断熱タンブラー
〝外ごはん〟では、紙コップは風に吹かれて倒れたりするのでNG。
サーモスの『真空断熱タンブラー』なら温かい飲みものが冷めにくく、より美味しく、ちょっと寒い季節だととくに、あるとうれしいアイテムです。
私はこのサーモスのタンブラーがお気に入りで、家で毎日四六時中使っています。
このスッと無駄のないフォルムも、お気に入りポイントです。
ですが実は……公園でのランチにタンブラーを持って行きたいときには、普段使ってない先代のタンブラーをもっていきます。
このサーモスのタンブラーほど優秀ではありませんが、サーモスのタンブラーは夫婦して常に使用中なことが多く出かける間際まで飲みものが入っていることがほとんどなため、そのタンブラーを洗って拭いてしまってとなるとちょっと手間取ってしまいます。
それが嫌なので〝公園ランチ〟の際には、今では使うことがなくなった予備タンブラーを出動させています。
ちなみにこのサーモスのタンブラー、300㎖のサイズだと500㎖の缶ビールを2人で飲むときにも重宝しますよ。
ぎりぎりちょうどで半分ずつ注げます(その場合、泡が立ち過ぎないようにそっと注ぐ必要があります)。
何かとちょうど良く使い勝手抜群です。
山専ステンレスボトル
↑我が家で使ってるのはこのサイズ。色は今は無きダークトーンなステンレス↑
↑900㎖と大容量。MTBKこの色良いな。↑
寒い季節に外で温かい飲み物を飲むのっていいですよね。
水筒でおすすめなのが、このサーモスの『山専ステンレスボトル』。
私はこの『山専ステンレスボトル』を、毎日欠かさず使っています。
我が家ではこれは白湯専用にしていて、いつでも熱いお湯が使えるようにしています。
すごい保温力なので、とても便利ですよ。
公園でのランチにこの『山専ステンレスボトル』を持って行くのは、スープジャーでスープを持って行くのではなく、〝溶いただけ味噌汁〟で済ませるとき。
タンブラーに味噌等を入れて、『山専ステンレスボトル』からアツアツのお湯を注げば、味噌汁の完成。
簡単で、美味しいです(〝溶いただけ味噌汁〟についてははこの後詳しく)。
あるもので簡単!公園ランチ用お弁当の中身は?
お見せするほど大したお弁当ではありませんが、お見せしましょう。
これが先日、公園でのランチで食べたお弁当です。
のり弁(のりごはん)
ごはんにクラッシュナッツと七味唐辛子をかけ、醤油をつけながら海苔をしいて、梅干しを。
以前はおにぎりが定番だったのですが握るのが面倒なので、握る手間を省いたこのスタイルが〝公園ランチ〟では多くなりました。
ちなみにごはんは、5分づき米にキヌアと押し麦と発芽玄米酒粕を入れて炊いたごはんです。
小豆の入った酵素玄米や玄米ごはんも我が家の定番ごはんです。
クラッシュナッツも『健康オタクなのにご飯作りたくないなまけもの専業主婦の料理術』でも登場した我が家の定番です。
よかったらこちらの記事も読んでみてくださいね。
卵料理
必ずと言っていいほどお弁当に入れるのが、卵料理。
この日はゆで卵です。
塩をふりかけてます。
ゆで卵はパッと見が華やかになるし、簡単。
作り置きおかず
この日は前日に「うどのきんぴら」を作っていたり、こごみを茹でていました。
そのため、卵料理以外にも副菜が2品も!
私の作るお弁当にしてはちょっと豪華になりました。
こごみは家のすぐそこで採れる春の山菜です。
茹でて手作りマヨネーズをつけて食べるのが好きで、お弁当にもマヨネーズを忍ばせていましたが、〝溶いただけ味噌汁〟の具にしても美味しいです。
この春はこごみをたくさんいただきました。
めざし
めざしは外でも食べやすいように、頭とはらわたを取ってから入れています。
めざしは私たち夫婦のブランチ(またはランチ)の定番おかずです。
毎日のようにめざしを食べてます。
「えっ?毎日めざし?焼くの面倒じゃない?」と思われたでしょうか?
もちろんそんな面倒なことはしませんよ。
めざしは一気に大量に焼いて、冷凍しておきます。
そうすれば、食べる時グリルで温める程度に焼くだけで済むので、簡単に短時間で食べれます。
めざしに直接ホイルを敷けば、グリルを洗う必要もありません。
めざしも『健康オタクなのにご飯作りたくないなまけもの専業主婦の料理術』に登場してます。
よかったらこちらの記事も読んでみてくださいね。
溶いただけ味噌汁
もうすでにちょいちょい登場しています〝溶いただけ味噌汁〟です。
小さなタッパに味噌とネギと食べる煮干しを数匹投入。
このとき忘れてならないのが、すでにお伝えしております熱湯(『山専ステンレスボトル』に入れた)とお椀代わりのタンブラーです。
〝溶いただけ味噌汁〟も例のごとく『健康オタクなのにご飯作りたくないなまけもの専業主婦の料理術』に。
この記事の投稿時は味噌とネギだけが定番でしたが、その直後、食べる煮干しを入れるようになり、今では食べる煮干し入りが定番となりました。
より味わい深くバージョンアップ!
私たち夫婦の公園ランチの基本形と基本、そして鉄則!
のり弁に卵料理とその他あるもの(おかず)に温かい汁物を付ける―――これが、我が家の〝公園ランチ〟のお弁当の基本形ですが、ときにはこんなお弁当も。
食パン、さらには生ハムをいただいたので、サンドイッチにしました。
スープも夫が作ってくれたものがあったので、温めてスープジャーに投入。
あとは、やっぱり夫が焼いてくれていたクルミとレーズン入りの全粒粉パンを拝借し、軽くトーストしてバターを塗って。
これが、めちゃくちゃ美味しい!
私は蜂蜜もかけるのが好き。
あるもので作る―――これが我が家の〝公園ランチ〟でのお弁当の基本です。
わざわざお弁当作りのために食材を買って来たりはしません。
なんでも外で食べたら美味しいから、なんでも良し!
そしてお弁当作りで最も大事なことは―――なるべく簡単にする―――ということ、これは鉄則です。
調理の手間はなるべく少なくします。
お弁当作りって普段の食事の支度よりも、何だかんだ手間と時間がかかるものです。
それに、家族の喜ぶ顔が見たくて頑張り過ぎたりしがち。
ですが、お弁当作りにエネルギーを投入するのはほどほどにしておかねばなりません。
もちろん体力に自信のある方は大いに張り切ればいいのですが、私のような体力に自信のない者がそんなことをしていたら、公園に行く前に疲れてしまいます。
〝公園ランチ〟の目的は、公園で楽しく、美味しく、気分よく、ランチをとることです。
張り切り過ぎてお弁当を作る段階ですでに疲れてしまって、十分にランチタイムを満喫できなければ、何にもなりません。
普段のおうちごはんをお弁当箱に詰めるだけで十分です。
できる限り簡単にします。
そして、やりたいときにはできるだけ頻繁に〝外ごはん〟を決行します。
簡単で楽であればあるほど、その頻度を上げることができます。
〝外ごはん〟は快適な季節も限られるので、できるときはできるだけやりたいな。
お弁当作りが負担にならないように、買うという手段もアリですよね。
私はお弁当作りがちょっと負担に感じつつも、やっぱり好きなので、作りますが。
お弁当作りってなんかワクワクします。
〝公園ランチ〟の楽しみは、私の場合、お弁当作りだったり準備しているときから始まっているみたいです―――いいえ、〝公園ランチ〟のこと、お弁当のことを考えるだけでいつもワクワクしますから、計画している、妄想している段階からすでにその楽しみは始まっています。
〝公園ランチ〟〝外ごはん〟って、楽しいですね!
以上が、〝公園ランチ〟〝外ごはん〟のお話しでした。
このあとは、旅に出たい欲求をそっと据え置きされた私たち夫婦の今日この頃のお話しです。
あとがき|巣ごもる夫婦がそろそろ出かける!?
巣ごもり歴5年と謳う私たち夫婦が、最後に数日間の旅を決行したのは……確か……そう、ちょうど4年前のことでした。
(「であれば、巣ごもり歴4年じゃない!?」と突っ込まれてしまいそうですが、このブログを立ち上げた当初、ここ数年の自分の生き方を思い返してみたとき「私、巣ごもってたな……」と思われる日々が始まったのは、この最後の旅よりもしばらく前からのことだったので、ざっくり5年としました。)
このときの旅は、1週間から10日間程のホテル滞在と車中泊を織り交ぜた国内旅でした。
旅先で家族と会って素敵なレストランでの食事や観光を楽しむというイベントを盛り込み、バラエティーに富んだ充実の旅でした。
今思えば、あの時すでに私たち夫婦の〝巣ごもる暮らし〟は深まりつつあり、わずかながら残っていた旅への情熱などはあの旅で使い果たしていたのでしょう。
その後すっかり、旅とは無縁に。
そして4年の歳月が経ち、2023年春―――この5年の間身じろぎもせず巣ごもっていた私たち夫婦にも、変化の兆しが!
いよいよ〝巣ごもる暮らし〟から〝旅する暮らし〟へと舞い戻る日がやって来たのでしょうか?―――いいえ、私はこの〝巣ごもる暮らし〟を手放す気など到底ありません。
〝巣ごもる暮らし〟と〝旅する暮らし〟を両立させた暮らしこそが、私の理想の暮らしなのだと今では理解しています。
ここ〝ど田舎村〟に根付いた〝巣ごもる暮らし〟を満喫する一方で、自由に〝旅する暮らし〟も満喫したい―――それが、ここ最近の私の1番の望みとなっていました。
そして、そんな理想の暮らしに1歩踏み込むときが、ついにやってこようとしています。
近々、夫婦で旅行に出かけます。
〝巣ごもる暮らし〟だけじゃない、〝旅する暮らし〟も、ついに始まります。
だから、この『巣ごもるブログ』だけじゃなく、『旅するブログ』も始まります!
実は、『巣ごもるブログ』を始めた当初から、『旅するブログ』を立ち上げて2つのブログを同時並行して運営していくことを考えていました。
その計画がやっと実行に移せます。
初夏は旅立ちにピッタリの季節―――個人的にそんな気がしています。
この初夏、『巣ごもるブログ』に根を張りながら、『旅するブログ』にも挑戦してみたいと思います。
人出の多いゴールデンウィーク、まだまだ〝巣ごもる暮らし〟1本でやっていきますから、この間に『旅するブログ』に取り掛かり始めたいと思います。
準備が整いましたらご案内させていただきますので、その際にはぜひ新しいブログ『旅するブログ』にもご訪問くださいませ(のんびりやるつもりですので、いつ公開できるか分かりませんが……)。
では、皆さまも良いゴールデンウィークをお過ごしください!
良い旅を!
良い〝外ごはん〟を!
良い〝おうち時間〟を!