ご飯作りたくない専業主婦の心を軽くする3つのステップと夫婦の話

なまけるブログ

こんにちは。

なまけもの専業主婦の〝いこ〟です。

ところで皆さま、今夜のおかずは何にするか、もうお決まりですか?

もしかして、「何にしよう?面倒くさいな~」と思考停止状態だったりしませんか?

毎日毎日ごはんのことばっかり考えて、うんざりしてはいませんか?

そうですよね、してますよね、分かります。

私も気づくといつでも、「今夜のごはん何にしよう?」と献立のことばかり考えていますから。



毎日毎日ごはんの献立考えたり、買い出ししたり、作るのって、大変なことですよね。

たまにだったら楽しいのに、毎日毎日何年も何十年も……って、気が遠くなる。

私も以前はそんな毎日のごはん作りに追われて、心を消耗させていました。

ですが、今では心は軽くなって、ごはんを作ることがそこまでストレスになることはなくなりました。



今回の記事では、ごはんを作りたくなかった私の心を軽くして明るくしてくれた方法(もちろん夫婦円満に)についてお話しします。

この記事をお読みになると、ご飯作りたくないけど作り続けて溜まっていたあなたの鬱憤を少しばかり晴らすことができるかもしれませんし、あなたの気持ちを軽く、明るくするためのヒントが得られるかもしれません。


私は働きたくないし家事もしたくない子なし専業主婦

夫と2人暮らしを始めて数年が経っていつの頃からか、私は毎食の食事を作ることにストレスを感じるようになりました。

そんな私は専業主婦。

私は専業主婦ですが、子供はおらず、介護もしていなければ、病人でもありません。

ただ働いていないので自動的に専業主婦とカテゴライズされた、家事がしたくて主婦になったわけではない〝消極的な専業主婦〟

反対に、育児や介護の有る無しに関わらず、家族の幸せや健康のために勤しむ家事という自らの仕事にやりがいを感じ、前向きに取り組むことができ、それ故に、外で働くことなく家庭に入り主婦業に専念している専業主婦の方がいます。

そのような専業主婦の方々は〝積極的な専業主婦〟といえるでしょう。

私とは大違い。

私の場合、私たち夫婦の幸せと健康がとにかく大事、その思いは人一倍大きいのですが、家事には正直あまりやりがいを感じていません。

いつも楽することばかり考えて手抜きすることに一生懸命な〝なまけもの専業主婦〟で、「だったら何で専業主婦やってるの?」って聞かれれば、「働きたくないから」という以外に理由など見当たらないのです。

家事がやりたくて、主婦になりたくて、そんな願望があって専業主婦になったわけではなく、働きたくなくて家にいるだけの引きこもり主婦なのです。

ということはですね、先ほどから申し上げていることですが、改めて私の気持ちを正直に申しましょう。

私は外で働きたくもなければ、家事という仕事もやりたくないのです。

なんて、わがままなのでしょう。

ですが、これが私の本音です。


自分の気持ちに正直になる

私の正直な気持ちを分かっていただいたところで、1つお聞きしたいことがあります。

では、あなたの本音は???

正直な気持ちを認めるだけです。

何も恐れる必要なんてありません。

私は「家事したくない」という自分の気持ちに正直になった上で、家事をしています。

自分に正直になって家事を放り出したら何もかも上手くいくようになった―――なんてミラクルなど起こしてはいません。

夫婦関係を壊しかねないような手荒な方法などを提案するつもりはありませんので、どうぞご安心を。

むしろ、私たち夫婦の仲は良くなっていく一方です。

そう、「自分の気持ちに正直になる」ことは夫婦円満の秘訣でもあるのです。

自分の気持ちを無視すると苦しくもなるし、自分の心も夫婦関係も荒んでしまいかねません。

ご飯作りたくない女性と作ってもらうのが当たり前の男性―毎日ご飯作りたくなくて当たり前

誰だって甘えたい気持ちをもっています。

女性は男性と一緒に暮らすことが長くなると、いつの間にやら母親役、つまりより多くの家事を自らが担うことを無条件に引き受けがちです(そうでない方も時代とともに多くなっているかと思いますが、それでもこの傾向は今でも強いでしょう)。

子供の頃、母親がしてくれていたこと、家事一切を女性がしてくれることを男性は当たり前のように望みますよね。

私たち女性も同じくそのような母親に育てられ、女性とはそう在るべきものという考えが無意識にすり込まれているからなのでしょうか、女性は当たり前のようにこの役割分担を自らの役目として引き受けます―――心の奥底にある気持ちが暴れ出す、その時までは。

そう、女性だって同じことを心の奥底では望んでいるのです。

ですが、女性の望みは当たり前のように、男性からは無視されがちです。

だから、「毎日私ばっかり、もう嫌!」って気持ちになっちゃうんですよね。

ご飯作りたくなくてくさくさしたり塞ぎ込んだりしてしまうのは、その心の叫びを無視し続けてきた結果なのかもしれません。



恐れず自分の気持ちに正直になってみてはいかがでしょうか。

「そんなことできっこない。働いてないのにさらに家事したくないなんて言ったら、夫に何を言われるか、周囲の人からどんな批判を浴びせられるか……」このような恐れ、また「自分は何てダメなんだろう」と罪悪感などを抱え、苦しんでいる人もいるかもしれませんね。

そう、人に言えば、バッシングを受けることは免れないことかもしれません。

人には人の正義がありますし、ある人々にとっては非常に腹の立つことかもしれませんから、人には言わないでおきましょう。

私もこんなこと、面と向かって人に言ったりはしません。

言っても批判されないのが分かっている人には、言うこともありますが(ちなみに夫には散々言ってます)。



自分の気持ちに正直になるだけ、それは心に留めておくのだから何も怖いことなんてありません。

ですから安心して、自分の本音を明らかにしてみてください。


妻の大爆発に夫はどうする?夫婦喧嘩でどうなる?

自分の気持ちに嘘をつき、無いものにしたり、押し殺したりしたままでいると、心の中でその気持ちが、腐ったり、反抗したり、暴れ出します。

そうなるといずれは、「もう、ご飯作りたくないっ!」って、全てを放り出したくなってしまう。

ここまでくると、夫婦の間に一波乱起こることは避けようのないことでしょう。

ですが、「ピンチはチャンス」で、大爆発して「雨降って地固まる」なんてこともあるでしょう。

とはいえ、我慢の限界がやって来るまで辛抱することがいい方法だとは言えません。

それまで沸々と鬱憤を溜め込んで悩み苦しみ続けてきた心の消耗を考えると、得策ではないことは明らかです。

ストレスを長引かせることは、どれほど心の健康を損なうでしょうか。

それに、ご主人の受け入れ態勢が整っていなかったりすると、さらに深く傷つく結果になってしまうことにもなり兼ねません。

自分の思いがいっぱいいっぱいで苦しんでいるときには、人の苦しみに気づいてあげたり、配慮できなかったりします。

それは、男性陣にも、私たち女性にも言えることですよね。

ご主人にはご主人の悩みや葛藤があって同じくらい、またはそれ以上のストレスを溜めているかもしれない。

そうだと仮定して想像してみましょう。

そこにヒステリックに騒ぎ立てたり、ご飯を作らないことや家事を放棄する妻が突然現れたらどうでしょう。

ご主人まで参ってしまうか、同じように怒り狂って反撃されてしまうかもしれません。

そういうリスクを考えると、大爆発は避けたいところですよね。



とはいえ、夫婦喧嘩って起こってしまうときには起こってしまうもの……。

「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますし、したければすればいいのでしょう。

時々そうやってガス抜きしながら、なんとか耐え抜いていくのが普通の夫婦の在り方なのかもしれません。

ご飯作りたくない心を軽くするための3つのステップ

大爆発の末に解決していったり、ガス抜きしながら耐え抜いていく女性がいる一方で、もっと軽やかに、そして上手に立ち回る女性もいます。

それが〝なまけもの専業主婦〟です―――と、今ではそのようなことを堂々と言っている私ですが、犬に足蹴りされるような(?)夫婦喧嘩をこれまでに幾度となく繰り返してきました。

それもこれも、「ごはん作りたくない」さらには「家事したくない」気持ちをこじらせてしまったことが原因だったのです。

そんな私を救ってくれたのが―――自分の気持ちに正直になること

自分の気持ちを受けとめるでした。

私は「ごはん作りたくないんだ」「家事したくないんだ」と真正面から自分の気持ちを受けとめ、受け入れていくことで、今までうるさかった「働いてないんだから家のことぐらいちゃんとやれよ。まったく怠け者だな……」のような野次は静まっていきました。

この野次というのは頭の中に響く声であって、実際の誰かが言っている言葉ではないのですが、本当に人に批判されているのと変わらないくらい心を痛めてしまうので、注意が必要です。

この声にさらされ続けると、劣等感が強くなったり、被害妄想に陥ったりします。

「専業主婦の私なんて……」と自分を卑下したり、「専業主婦だからって暇人扱いして……」と人が自分に対し悪意をもっているように感じたり。

そんな私を優しく包み込んでくれるような聖母のような夫がいればよいのですが、そんな劣等感と被害妄想に苛まれた妻に対し、いつでも優しくできるほど成熟した男性ってこの世の中にどれほどいるのでしょう?

夫婦はお互いに相手に甘えたいわけですから、一方的に自分を受けとめてもらおうと躍起になっていては、その関係は破綻しかねません。

だとしたら、どうすればいいか。

答えは1つ、自分で自分を優しく包み込めばいい―――つまり、自分を受け入れ、自分を大事にするということです。

まずは、ごはん作りたくない自分がいること、家事したくない自分がいることを認めてあげることです。

また、今までだったら「〇〇(夫)は作ってくれないし、結局私が作るしかないじゃん……」「私がこんなに辛いのに〇〇(夫)はぜんぜん分かってくれない……」そんな悲壮感を伴うお喋りを頭の中で繰り返していたかもしれませんが、そのようなインナートークを重ねることは、自分をさらに追いつめてしまう行為ですので、そのような自己破壊的なお喋りが起こっていることにいち早く気づいてそこから離れること、それを忘れないようにしなくてはなりません。

「お惣菜買って手抜きしちゃおっかな」「今夜は外食だ!イエーイ!」でも何でもいいので、自分の気持ちを暗くするような意見に耳を貸す代わりに、自分の気持ちを軽く、明るくすることを考えたり、実際にやるようにしましょう。

ご飯作りたくない心を軽くするための3つのステップ

  1. 「私はご飯作りたくないんだ」など、自分の正直な気持ちを受け止める
  2. 自己破壊的なネガティブインナートークにいち早く気づき、離れる
  3. 自分を解放するような考えや声掛けをしたり、自分の気持ちを軽くしたり、明るくすることをする

私もこの3つのステップで、ご飯作りたくないし家事したくなくてストレスフルだった日々から抜け出すことに成功しました。

では次に、3つのステップのうちの「3」を、私がどのように行ったかをお話ししましょう。

消極的な専業主婦より積極的ななまけもの専業主婦になればいい!

〝消極的な専業主婦〟であった私は3つのステップを踏むことで、自分を解放しました。

私は「私は怠け者でありながら専業主婦だ」という事実を受け止め、劣等感や罪悪感により荒れ狂う内なる批判者から距離をとり、「〝なまけもの専業主婦〟でいいじゃん!」と開き直ったのです。

私は〝なまけもの専業主婦〟なんだから、〝なまけもの専業主婦〟でいいのです!

ところで、〝なまけもの専業主婦〟とは如何なる専業主婦なのか、説明がまだでしたね。

〝なまけもの専業主婦〟とは

なるべく動かない戦略をとってのんびり過ごす動物のナマケモノのように、なるべく家事をしないという戦略をとってのんびり過ごす専業主婦のことです。

『専業主婦になりたい人の割合って?できるだけ働きたくないなまけもの専業主婦の時間術』ですでにお話ししてもいますので、よかったら読んでみてくださいね。

ということで、私はありのままの自分〝なまけもの専業主婦〟でいこうと心を入れ替え、この道を邁進するようになりました。

すると、〝積極的な専業主婦〟にはなれませんでしたが、〝積極的ななまけもの専業主婦〟にはなれました。

なるべく家事しないことに積極的に取り組むことで、自分や家族がより気分がよくて、より健康で、より幸せな生活が送れるように励んでいます。


ところで、「〝積極的ななまけもの専業主婦〟って、本当に積極的なの?それともやっぱり、消極的なんじゃないの?」と理解に苦しんではいらっしゃいませんか?

ちょっと聞いただけだとネガティブな印象を持たれてしまうであろう〝積極的ななまけもの専業主婦〟ですが、実はかなりポジティブです。

なぜそのように断言できるのかというと、なるべく家事しないという手段を用いて私が得ようとしているもの、それは―――自分と家族の健康や幸せであり、その目的を達成するために積極的であるこの状態って―――ポジティブ!ですよね。



そうはいっても〝積極的ななまけもの専業主婦〟というやり方は、ある人々にとっては専業主婦の道を外しているように感じられるかもしれませんね。

批判的な言葉を目にしたり、聞いたりしてしまうこともあるかもしれません。

ですが、そのような反対勢力を上手くかわしてしまいましょう。

3つのステップの「2」が有効です。

インナートークも世間の目も、いちいち取り合っていたらきりがありません。

「そうですか~」「そうですよね~」と適当に相槌をうちながら、受け流していけばいい

相手は自分の言いたいことが言えれば気が済むし、あなたは聞いてるようで聞いていなければ弱らずに済む。

人それぞれ感じていることも考え方も違うので、〝積極的ななまけもの専業主婦〟が実はポジティブなんだとは理解してもらえないこともあるでしょうが、気を落とすことはありません。

そもそも人に分かってもらう必要がないのですから。

〝消極的な専業主婦〟でい続けるよりも〝積極的ななまけもの専業主婦〟になったり、なりたいと望んだりしたことで、あなたの心が軽くなっていたのだとしたら、それは今現在のあなたにとって、より自分を大事にするための方法が〝積極的ななまけもの専業主婦〟だということなのですから、人が何と言おうと、あなたの頭の中の批判者が何と言おうと、そのまま前を向いていこうではありませんか。

一緒に〝なまけもの専業主婦〟を楽しみましょう。


3つのステップは一度やったら終わりというものではなく繰り返し行うものであり、常にこれを意識し実行していきましょう。
自分を弱くするものからは離れ、心を軽くするもの、明るくするものを選択し続けましょう。


あとがき

この記事を読んでピンと来た方は、是非とも3つのステップのなかに〝なまけもの専業主婦〟を組み込んで試してみてくださいね。

「私は〝なまけもの専業主婦〟だ!」と、積極的に自分の道を邁進していってください。

そうやっている自分の気持ちってどのようなものでしょう?想像してみてください。意外にも楽しそうではありませんか?

もちろん、〝なまけもの専業主婦〟にこだわる必要はありません。

あなたに合った自分を解放する何か、心が軽くなる、明るくなることをやってみてくださいね。

また、朝の過ごし方も心の状態にとって重要ですよね。

私はこんな風に毎朝を過ごしています、というお話をしているのが『モーニングルーティンって何で人気?40代引きこもり主婦の朝からハッピーな巣ごもる暮らし』です。

よかったら読んでみてくださいね。


自分の心が軽くて明るくなっていくと外側にも変化が現れます。

私が〝積極的ななまけもの専業主婦〟になると、夫も以前より私の「ごはん作りたくない」に協力的になりました。

夫がキッチンに立つことも珍しくなくなりましたし、生理が始まって2~3日は決まって夫が夕食を作ってくれています。

きっと、私が自分に対し肯定的になれたことが、影響しているのだと思います。

自分に優しくなると、不思議と人も優しくしてくれるようになるものですね。

それと、「ごはん作りたくない!」「私だってごはん人に作ってもらいたい!」と駄々をこねた結果です。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

悩みの度合いによってはここでお話ししたことが参考にも気休めにもならない方もいらっしゃるでしょうが、どなたかの気持ちを少しでも軽くできていたら幸いです。

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