ISUKA軽量コンパクト寝袋とTherm-A-Restマットレスは防災グッズにも|避難所で安心、車中泊で快適!

巣ごもる愛用品

南海トラフ地震に、首都直下地震……今後も大きな地震が起こることが予想されるこの「地震大国日本」ですが、皆さま、いざという時の備えなどはされていらっしゃいますか?

私はしています。

「いざという時の準備は万端!」とは言えませんが……それなりに色々考えて車に様々なものを積んでいます。

そんな巣ごもる私が大きな地震が起きたことを考えてまっさきに頭をよぎること、それは、「我が家の耐震強度ってどんなものなのだろう?」という不安を伴った疑問。

〝ど田舎村〟に建つ2階建ての我が家は、古民家ほど趣も歴史もありませんが、太くて丈夫な柱が自慢の昔ながらの日本家屋です。

そんな我が家の耐震強度っていかがなものなのでしょう?
大きな地震がやってきたらこの家は持ちこたえられるのでしょうか?

正直さっぱりわかりません。
大丈夫だと信じる他ありません。

また、大規模な地滑りなどに巻き込まれるような可能性は?

我が家は以前田んぼだった段々になった形状の土地に建っているので、片側はちょっとした崖になっています。

とはいえ、竹だとか葛だとか、もの凄く強力な植物たちがガッチリ地盤を固めてくれていそうですから、安心です―――とも、言い切れません。

テレビなんか観ていると、どこで何が起きるか分からないなといつも思っています。

なので〝避難所に避難する〟そんな事態となる可能性もあることを踏まえ、そのとき何が必要になるのかを考え、車中泊の準備をしています。

私たち夫婦は避難時には可能な限り、避難所の駐車場内で車中泊をすることに決めています。

この記事では、そんな私たち夫婦愛用の車中泊グッズであり防災グッズでもある寝袋やアウトドアマットレスをご紹介しながら、それらにまつわるあれこれをお話しさせていただきます。

この記事を読むと、いざという時の備えについて改めて考えさせられたり、何かしらのヒントが得られるかもしれません。

また、ISUKAの軽量コンパクト寝袋とTherm-A-Restのアウトドアマットレスの使用感などについて知ることができます。


寝袋は避難時のマストアイテム!?女性はとくに避難所で安心して眠るために用意して!

災害時、避難所に避難することを想像すると……たくさんの人でごった返した雑魚寝状態を想像してゾッとします(ほんの一夜だけでしたが、以前旅先で一時避難の経験があります。宿泊先のホテルの雰囲気や対応が良かったり頼もしい友人たちが一緒だったので、その時はゾッとするほどのことはありませんでしたが……)。

そんな私は、避難所の建物内で昼夜を問わず他の人たちと一緒に過ごすことは遠慮し、夫婦2人で車中泊しようと決めています。

ですから仮に、なんの準備もできないまま着の身着のまま車に飛び乗りとにかく避難所に来た、そんな状況であっても、夫婦2人での車中泊を可能にするグッズを車の中に常に乗せています。

そんな車中泊グッズの筆頭として、まずご紹介したいのが、寝袋(シュラフ)です。



車中泊ですから、車の中で眠れなくてはなりません。
とにかく寒がりな私たち夫婦が車の中で眠る際、最も大事なのは防寒です。

そのためにまず必要なのが、寝袋なのです。

寝袋は大1、中2、小2と揃っています。

日中は暑くても夜は気温が下がり、何もなければ寒くて眠れないなんてこともあります。

そんなときには小さな寝袋を広げてさっと上にかけて寝たり、気温に応じて、小さいサイズの寝袋に入って寝たり、中くらいのサイズに入って寝たり、寒いときには1人は大きい寝袋の中に小さい寝袋を入れてそこに入って寝たり、1人は中くらいのサイズを2つ重ねて入って寝たり……というように、大中小を上手に使い分け、ときには2つ使いをして、快適な温度で眠れるようにしています。


ところで、皆さんは寝袋に入ってみたことってありますか?

質のいい寝袋に全身すっぽり入った感触感覚は、ホワホワの繭に包まれているような心地良さがあります。

また、足や手などの露出を防げ、全身をガードされている安心感があります。

可能な限り車中泊しようと決めている私ですが、もし、車中泊できず避難所の建物内で眠ることになるとしたら、寝袋こそ他の人々から自分を守ってくれる防波堤になるのではと想像します。

寝袋があるのとないのとでは快適さといった面だけでなく、女性にとっては安心感がぜんぜん違ってくるのではないでしょうか。

たくさんの人がごった返すような状況の中で眠るって、女性にとっては不安なものです。

隣で眠っている男性にそんな気はなかったとしても、不意にその男性の手が自分の体に触れたりしたら、きっと不安で眠れたものではないでしょう。

痴漢被害などに合わないよう、自分の身は自分で守らなければなりません。

簡単に触れさせない、見せないためにも、寝袋に入っていた方が安全ですし、より安心して眠ることができるはずです。

ですから、できる限り避難時には寝袋を持参しましょう。

軽量でコンパクトな寝袋(シュラフ)をまず持ってみよう!

女性が避難所でも安心して眠るために寝袋があった方がいい、ということはご納得いただけたかと思いますが、それ以前に、まず寝具がなかったら女性に限らず男性だって眠れませんよね。

避難所に十分な数の毛布などが用意されているとも限りませんので、そうなると女性だけでなく男性だって寝袋は持っていた方がいいでしょう。

だとしても、「寝袋って大きくて邪魔だし、普段使わないし……」と寝袋を持つことに後ろ向きな方もいらっしゃるかと思います。

であればとりあえず、軽くてとにかくコンパクトなものを入手しましょう。

もし、後から大きいサイズを買い足したとしても、無駄にはなりませんからご安心ください。

大きい寝袋の中に小さい寝袋を入れて重ねて使えばさらに温かくなりますし、季節によっては薄手の寝袋がちょうどいいときがあることは変わりませんし、大きい寝袋を後から買い足したとしても小さな寝袋は重宝し続けますから、ちゃんと質の良いものを選んでいれば「買って損した」とはなりませんよ。

一先ず持ち運びに便利な、軽量でコンパクトな寝袋だけでも非常用として用意してみてはいかがでしょう?

良いものを長く―――ISUKAのエアドライ160(旧モデル『エア150』)は旅にもおすすめ!

私が愛用しているISUKAの『エア150』という軽くてコンパクトな寝袋。

こんなに小さいのに大人の体をすっぽり包める大きさの寝袋だなんて、信じられます?

初めてこの寝袋を目にしたときは、ホントに感動しました。

こういう感動が積み重なって、キャンプもさほど好きじゃないし、山にも登らないのに、アウトドア用品が大好きになっちゃいました。

アウトドア用品の魅力を教えてくれたのは夫です。

夫に出会った当時はまともなスニーカーすら持っていないような私でしたが、今ではスニーカー以外履くことがないアウトドア用品好きのインドア人間となりました。



そんな私の大のお気に入りでもあるISUKAの『エア150』を皆さまにもおすすめしたいと思っていたのですが、Amazonでもどこでも「現在在庫なし」……って、あれ?もしかして販売終了しちゃったの―――!?と、一瞬ショックで放心状態でしたが、どうやらモデルチェンジされていたようです。

そうと知れて、ホッとしました。だって、私はこの寝袋が大好きなんです。他の軽量コンパクト寝袋を紹介する気になんてなれません。あーよかった。

ということで、皆さまお待たせしました。
こちらが、私愛用の旧モデル『エア150』に相当する新モデルの『エアドライ160』です。

『エア150』は370gでしたが、『エアドライ160』はなんと360gだといいます(10g負けた……)。

こんなに軽くてコンパクトだと、どこにでも持っていきたくなりますよ。

実際私たち夫婦は、どこ行くにもこの小さな寝袋を持参します。

例えばゲストハウスとか、友人のお宅に泊めてもらう際にもこの寝袋を持参しています。

布団が十分あるとは限らないですからね(私たち寒がりだし)。

それから、安宿に泊まることになる海外旅にも持っていきます。

「この毛布使いたくない(見るからに不衛生で)」なんてことも、お国によっては、というより宿のレベルの選択次第では、ありがちです。

とにもかくにも、この小さな寝袋は旅には欠かせません。
もちろん、車中泊にも。
そして、避難の際にも。

夏の山小屋での保温性アップや、エマージェンシー用としての携行を考えて設計しています。沢登りやサイクリスト、海外への自由旅行で活用される方も多いようです。

Amazon| ISUKA イスカ エアドライト160 ブルーストーン | イスカ(Isuka) | 寝袋・シュラフ

サイズは最大長:70(肩幅)×180(全長)cmで、収納サイズはφ11×19cm。
素材は表も裏もナイロン100%。
重量は360g。
羽毛量は160gで、750フィルパワ-の撥水ダウンです。

そんな『エアドライ160』の対応温度は、私が愛用している『エア150』と同じ、8℃です。

使い勝手はとってもいいですが、季節によっては当然、これだけではどうにもこうにもなりません。

だとしても、私が寝袋を1つも持っていない状態から最初に1つ寝袋を持つとしたら、やっぱりこの寝袋を選ぶと思います。


寝袋って安い買い物ではないですからね。

安い物も当然ありますが……「安物買いの銭失い」にならないように気をつけましょうね。

無駄に重かったり、肌触りが悪かったり、コンパクトにならなかったりして、後でより良質な物に買い替えるようなことになって後悔することになるかもしれませんから。



夫が使っているISUKAの寝袋は、私が使っているものよりもさらに昔のモデルです。

夫のISUKA Air寝袋です。私が愛用しているISUKAの『エア150』よりさらに小さいです。

16年ものだといいます。
良いものを選べば、長く愛用できます。

これもないと眠れないでしょ!?Therm-A-Rest(サーマレスト) アウトドア マットレス『Zライト』

いくら寝袋があっても、床が固かったり冷たかったら眠れたものではありませんよね。

そんなお悩みを解消してくれるのが、このアウトドアマットレス通称〝Zレスト〟(私たち夫婦はこう呼んでいます)です。

十分な長さがあります。畳んだ状態で座布団としても重宝します。

こんなに薄くて軽いにもかかわらず、これを1枚敷くだけで、ベッドもない、敷布団もない、そんな状態で眠らなきゃいけない場合の体の負担を、かなり軽減してくれるから驚きです。

マットレスの厚さはわずか2cmですが、凹凸のある形状が効いているようで、体を固くて冷たい床からも守ってくれています。

この凹凸フォームで空気を取り込む温かさを高め、同時に地面から伝わる冷たい空気もシャットダウンしてくれているのだといいます。

さらに、ささっと畳めて取り回しもしやすくて、とっても使いやすいです。

私たち夫婦はそんな〝Zレスト〟の大ファンです。

夫なんて、最近では家の中にもこの〝Zレスト〟を持ち込んで、座布団として使っています。

ということは、車の中には1つしか乗っていないことになります。

「急な車中泊時に〝Zレスト〟がないなんて、耐えられないよ……眠れないよ……」と一抹の不安が過る私は、〝Zレスト〟は車に置いておいて欲しいと思っているのですが、夫は毎日この〝Zレスト〟に腰を預けていたいようです。

そのくらい座り心地がいいということですね。

確かに家の中でも使いたいときって多いです。

例えば、家の中で陽だまりを探してゴロンと昼寝するときとか。

もう2枚あったら家の中と車と両方に置いておけていいのかも。



ところでこの〝Zレスト〟実はこの1種類だけではないのです。

私たちが使っているのは『Zライト』というモデルなのですが、それよりも高性能とされる『Zライトソル』というモデルもあります。

「買い足すとしたら、やっぱり『Zライトソル』かな???」と、1人私は考えていたわけですが、この後私はこの考えをひるがえすこととなります。


おすすめはTherm-A-Rest(サーマレスト) アウトドア マットレス『Zライトソル』かと思いきや……やっぱり『Zライト』!

「アウトドアで最高の眠りを提供する」ことをコンセプトに、アウトドア用マットレスを創業から今日に至るまで米国内の自社工場で製造しているというサーマレストの『Zライト』というマットレスを私たち夫婦は愛用しています。

ですが、これから購入するなら『Zライト』より新しいモデルの『Zライトソル』の方がいいかも?と、私は思っていたのですが……

ちょっと待った―――!!!

ここで、夫の登場。

「もし〝Zレスト〟を買い足すとしたら、俺は絶対また『Zライト』を選ぶよ!理由は……云々かんぬん……云々かんぬん……云々かんぬん……」

と力説する夫による〝Zレスト〟のレビューはこちら『Therm-A-Rest『Zライト』がおすすめな5つの理由|キャンプ用マットレス商品レビュー』でお読みいただけます。

ぜひ読んでみてくださいね。

ということで、夫に阻止された『Zライトソル』ですが、私がなぜこちらの方がいいのでは?と思ったのか、その理由となる『Zライトソル』の特徴をお話ししましょう。

何が違うのかといいますと、色の違いだけではありません。
もっと重要な部分が違います。

それは、アルミ蒸着の有る無しです―――って、何ですか???

表面はアルミ蒸着が施され、体温を逃さず、その熱を利用して体を温める「サーマキャプチャーテクノロジー」を採用。アルミ蒸着がないモデルと比較して、断熱性が20%向上しています。

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つまり、より温かいということです。

そして、私たち夫婦が愛用しているモデルより高性能だということです(ぐすん……でも色はこっちの方が好きだし!)。

『Zライト』を購入して少し経った頃から、レモンイエローの『Zライトソル』を見かけるようになりましたが、「色変わったんだ~」としか思っていませんでした。

実は性能まで変わっていたのですね……なんかちょっと悔しいです。

ですから、これから購入される皆さまは、「どうしてもコヨーテ/グレーのシックな色の方がいい!」というわけでなければ、より性能の良い『Zライトソル』(色はシルバー/レモン)を選んだ方がいいのでは?と、私は考えたのですが、夫に言わせると、『Zライト』こそおすすめだと申しております。

夫の解説を聞いて、私もなるほど『Zライト』の方がいいなと考えを改めた所存です。

どうして、新しいモデルの『Zライトソル』じゃなくて『Zライト』の方がおすすめなの?と思われた方は、こちらの記事『Therm-A-Rest『Zライト』がおすすめな5つの理由|キャンプ用マットレス商品レビュー』からその理由をお読みください。

きっと『Zライト』を選びたくなることでしょう。


あとがき

実は、〝巣ごもる夫婦〟と自称している私たち夫婦ですが、巣ごもる以前はけっこう〝旅する夫婦〟でした。

そんな私たち2人の旅する暮らしが始まったばかりの頃、登山・アウトドア用品の専門店『さかいや』を訪れ、2人でウキウキしながら入手した旅道具の1つが、Therm-A-Restの アウトドア マットレス『Zライト』でした。

当時は車がない時期もあれば、あっても今乗っている軽バンではなく小さな乗用車でしたので、車中泊はできませんでした。

ですからテント泊なども時にはしていたのですが、そのテントの中で眠るのに使っていたのも夫がすでに持っていた『Zライト』と、あとは別のマットレス。

そこで、もう1枚このマットレス『Zライト』が欲しいねと買い足したのです。

最初は夫がすでに持っていたものを頼りに何となく始まった2人の旅する暮らしは、そうやって徐々に2人がより快適に過ごせるようにと改良されていきました。

そんな私たち夫婦の旅する暮らしの始めに揃えられ愛用し続けてきた〝Zレスト〟は、私たち夫婦の旅を「縁の下の力持ち」で、ずっと支えてくれていたのですね。

一方の寝袋も〝Zレスト〟同様に、やっぱり私用にもう1つ軽量コンパクト寝袋が必要だね、ということで入手、それが『ISUKAのエア150』でした。

それからは、先ほどお話ししたように、車に乗せ、バックパックやスーツケースに忍ばせてと、どこにでも持っていくようになりました。

今では車の中に常時積んでいて、いざという時のために備えて待機してくれています。

最近はすっかり出かけない巣ごもる暮らしにどっぷり浸かっているので、使う機会はなかなかないのですが、旅道具があると思うと防災グッズにもなるから心強いです。

こんな私たち夫婦に対し、「どんな夫婦なんだろ?」と興味をもってくださった方は、タグ『こんな夫婦』の記事をお読みになってみてくださいね。

こんな夫婦
こんな夫婦|巣ごもるブログ

今回はアウトドア用品の寝具2つをご紹介しましたが、他にもたくさんの防災グッズになる旅道具や色々なものを車に積んでいます。
また別の記事でお話しさせていただきたいです。

とりあえず一通り揃った非常用持ち出し袋を用意してみては?

最後に、「非常時のための備えをしたい!」そう思われてこの記事をご覧になってくださっていた方もいらっしゃったかと思いますが、「寝袋やマットレスのことは分かったけど、他には何を揃えたらいいの???」と思われている方のために、いざという時に役立つ防災グッズをご紹介して終わりにします。

いざという時に何が必要になるか分からないから、困りますよね……、あれもこれもと大荷物になってしまっても、困りますし……そう聞いて、「そうそう」とうなづかれていた方は、必要最低限のものがセットになった非常用持ち出し袋を一先ず用意しておくのがいいかもしれませんね。

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